浦上食品・食文化振興財団の研究助成に採択されました|電子情報工学科 研究活動報告

浦上食品・食文化振興財団の研究助成に採択されました

-電子情報工学科 研究活動報告

公益財団法人浦上食品・食文化振興財団は、
浦上節子氏をはじめハウス食品(株)等法人、 個人の方々からの寄附により設立された財団です。
この度、電子情報工学専攻の修士課程1年の安部寛二さんと電子情報工学科の江口教授の研究「衝撃波を用いる非加熱食品加工のための小形衝撃波発生装置の開発」が、同財団の平成27年度研究助成に採択されました。
(申請件数272件、うち、採択件数17件。
 詳細は、ホームページをご覧ください)

安部さんと江口教授の研究は、高電圧放電によって水中衝撃波を発生させ、その衝撃波によって熱を加えずに野菜や果物を破砕・加工するというものです。
この方法の特長は、通常の加熱加工とは異なり、熱による栄養素の破壊が起こらないという点です。
江口教授と安部さんの研究では、この非加熱食品加工装置を、電子回路技術を用いることで小型・軽量化することを目標としています。
近い将来には、皆さんの食卓に栄価の高い加工食品を届けることが可能になるかも知れません。

 

ページ上部へ戻る